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メタのリックシンドローム予防・たとえ同じ炭水化物、同じカロリーでも、食品の種類や食べ方によって食後血糖値の上がり方に違いが表れる。「グリセミック・インデックス(血糖値上昇反応指数、GI)」は、この血糖値の上がり方の差を数値化したもので、血糖コントロールにつながる指標として注目される。
メタのリックシンドローム予防・日本GI研究会事務局の林進・東京慈恵会医大青戸病院栄養部課長によると、GIの考え方は81年にカナダの研究者が提唱。日本では市販のパック入りご飯(約150グラム)を食べた時の血糖値の上がり方を100として、食品や食べ方ごとに数値化している。
メタのリックシンドローム予防・例えば、糖質の量が同じなら、白飯よりもすし飯、麦飯の方がGIが低い。また、白飯と酢の物やみそ汁を一緒に食べれば、白飯だけの時よりも低めになる。林課長は「食物繊維が多く含まれていたり、酢や油などで食品が覆われると、血糖値の上がり方が緩やかになる」と説明する。
メタのリックシンドローム予防・同病院で糖尿病教育入院患者23人に、ほぼ同じエネルギーの糖尿病通常食(白飯など)と低GIメニュー(麦飯など)を、それぞれ食べ比べてもらった。その結果、低GIの方が食後血糖値の上昇が抑えられていた。
メタのリックシンドローム予防・林課長は血糖コントロールの要点として、白飯を麦飯、普通の食パンを全粒粉パンに変えるなど主食を一工夫することや、食物繊維の多い野菜、海藻、キノコを摂取することを挙げている。
メタのリックシンドローム予防・ただし、日本の食卓に上がる食材やメニューには、GIが分からないものも多い。佐々木敏・東京大教授(社会予防疫学)は「従来の摂取カロリーを中心とした食事療法との比較がまだ十分とはいえない。GIを医療の食事で活用するには、さらに研究が必要だ」と話している。 これらの情報はこちらから>>> メタボ関連サイト